2007年10月6日(土)〜7日(日)






いままで竿に付けた鈴を頼りに夜釣りをしていたが、熟睡しているときは鈴が鳴っても

気がつかない恐れがあるので、前々から鯉釣り用のアタリセンサーが必要だと感じていた。

アタリセンサーの値段を調べてみると安いものでも竿3本分だと5万円くらい。

とてもとてもそれだけ高価な物を買う勇気がなく、どうにかして自分で作れないものかと、

1ヶ月ほど前から作り方を研究していた。


会社帰りに秋葉原に寄ってトランシーバーの安いものを探し回ったりしたが、

それだと合計4万円近く費用が掛かってしまい、市販のセンサーを買うのと大差ないので、

別に丁度よいものが無い物かと電気街を歩き回っていたらコードレスドアチャイムなる物を発見した。

距離50mまで使えて、チャイムの音色は3種類選べるとの事。

むむむ!  価格は1個\3,500.-也。

これを元にしてスイッチが入ると鳴るようにすればアタリセンサーとして機能するんじゃないか!?


帰宅してドアチャイムでネット検索したら店先に並んでいた同じ商品がネット通販で\1,600.-だった。

とりあえず試しに1個購入。








離れた場所から車の中に置いた受信機に反応するかテストして合格。

つぎにセンサー箱の製作に取り掛かった。


秋葉原のパーツ屋でスイッチと配線コードを買ってきて、100円ショップで買ったタッパーに

放り込み、スイッチの先端から紐を伸ばして先にクリップを付けて、最後に竿掛けに

固定するための書類バサミを取り付けて出来上がり。  実に単純な仕組みだったので、

1個あたり製作時間は30分かからなかった。


一つの受信機で複数の発信機からの電波をキャッチすることが出来ないタイプだったので

仕方なく受信機を3個並べて使わなくてはならないのが格好悪いかな。

一つの受信機で発信機を複数台増やせるタイプもあったが使用距離が15mまでだったので

そっちはやめて50m発信タイプで3組作ることにした。








左が発信機で右が受信機。

受信機はピンポーンという標準的なドアチャイムの他に学校のチャイムの音とか計3種類選べる。

クリップで挟んだ道糸が引っ張られるとスイッチが入る仕組みだ。








このセンサーを製作したのが5日(金)の夜。

翌朝6日(土)には江戸川の常磐道から上流側にある水門前でやってみることにした。




散歩のおやじ達が見物しに来たりする。









仕掛けはいつものように巨鯉ハリスで作った2本針の袋仕掛け。 おもりはコイン型30号。




いざ餌を付けようとして問題発生。

なんと持参したコーンと芋ヨウカンが悪くなって異臭を発しているじゃないか!

前回の釣行で余ったものを冷凍保存しておいたんだけど、そのとき既に悪くなっていたみたいだ。

仕方なくそれらは捨ててパンを食わせに使用することにした。

パンを丸めて針に刺すが、この流れの速い江戸川では餌持ちが悪そうだ。






ふと水門前に造られたコンクリ底の浅瀬を眺めていると鯉が数匹餌を探しに入ってきた。



これは中でも一番大きかった鯉 55cmくらいかな。

試しにパンを投げてみたら、それに気付いた鯉が一匹食べに近づいてきた。




が、



水面に浮いたパンまであと2cmというところで急に反転して深場へと一気に姿を消してしまった。

パンプカで釣り上げられた経験のある鯉だったのかもしれない。

食べる直前にパンの匂いを嗅いだ瞬間、釣り上げられたときの嫌な思い出が蘇ったのだろうか?


やがて引き潮になり水位が下がると浅場にいた鯉達は深場へと戻っていった。。



餌持ちの悪いパン餌でしばらくがんばってみたがアタリ無しだったので早々に切り上げて

水郷方面への再出発のために帰宅することにした。








かみさんと一緒に自宅を出発したのは11:00頃。

途中いつものようにTSUTAYAに立ち寄り、観たいDVDを借りていく。

今回は「あしたのジョー」の他に松本清張原作の「砂の器」をレンタルした。


釣り場に着く前に横利根川の閘門前にある川魚料理の店で昼食をとった。

メニューを見ると「ナマズ天ぷら定食」というのがあったので食べてみた。

ここで言うナマズとは日本のナマズではなくアメナマに違いない。

食べてみてびっくり!


おいしいじゃないかっ!(笑)



でも自分が釣ったアメナマを食べようとは思えないな。

緑色で黒い斑点のあるヤツを見ていると食欲は沸かないよなー。





昼飯を食べたあとはタニシ採りポイントへ移動して二人で手分けしてタニシ採りに専念した。

しかし思ったほど採れず、そのうえ見つかるのは粒の小さいものばかり。

とりあえず少量のタニシでやることにして今回の目的地、外浪逆浦の北部にある

トンボ公園という所を目指した。






外浪逆浦とは霞ヶ浦と北浦からそれぞれ流れてきた水が利根川に合流する前に一旦溜まる場所。








この「とんぼ公園」という場所を選んだ理由はトイレがあるからだ。

かみさんが一緒についていく条件として提示したのがトイレの近い場所ということだった。


しかしこの釣り場に来てみると、確かにトイレがあって便利なんだけど、

岸よりに延々と杭がならんであり、どうにもこうにも掛かった魚が杭に絡まりそうなポイントだった。

ウェーダーでもあれば大物でも取り込めそうだが長靴しか持っていない自分には無理。

仕方なく諦めて次のトイレ付き釣り場へと向かうことにした。








150円の有料道路を通って鰐川橋付近へ行ってみた。

しかし先客が入っていて釣り場なし。

一ヶ所だけ鰐川舟溜の隣に並んでいるテトラ地帯が空いていたが、

車の停められる場所から50m以上離れていて自作アタリセンサーが使えないのでダメ。

ここでかみさんからトイレ無しの場所でも良いかと打診してOKをもらった。





さらに鰐川を上流の北浦方向へ移動しながら釣り場を探すが、掘割川までの間は

土手に車で上がれないので、アタリセンサーが届かず断念。

う〜む、この50mという距離は微妙で、ポイントとしては良さそうな場所でも

釣り場として選べないのが結構つらいなぁ。





根三田舟溜まで行ってみたが良さそうな場所には必ず竿が並んでいて入れない状態だった。

ならばと掘割川の河口部分でやろうと思い、水深計測用ロッドで丹念に辺りを探るも

1.5m以上の深場が見つからないのでやめにした。






そんなことを繰り返しているうちにかなりの時間を費やしてしまい、

釣り場が決められないまま夕方になってしまった。

釣り場案内地図に載っているコイ釣りポイントのほとんどは既に竿が並んでいるか、

車で近寄れなくてセンサーの使えない場所ばかり。







やっと空いている場所として辿り着いたのは外浪逆浦の東岸に位置する筒井舟溜だった。



この釣り場案内に「コ」のマークが書いていないのが気になるが、

試しに水深を測ってみると舟道で2m以上あったので始めてみることにした。










釣りを始めたのは17:00過ぎだった。

仕掛けを投入したのはドック出口の堤防手前辺り。

寄せ餌ダンゴ+タニシ餌で3本竿を並べて、撒き餌のタニシは堤防の先端まで歩いていって

仕掛けの入れてある辺り目掛けて手で一粒ずつ投げ入れた。








19:00頃、いまのところ何もアタリ無し。

晩飯の弁当を食ってビール(発泡酒)飲んでからは恒例のDVD鑑賞タイム。

「あしたのジョー」は矢吹丈が試合後のウルフ金串と控室で喧嘩して、

クロスカウンターでウルフを倒すシーン。

面白くてかみさんと画面に釘付け状態だ。





その間、頼りになるのは自作アタリセンサーだ。

何度か車から降りて竿を点検するが、アタリはまだ来ない・・・・・。





22:00頃センサーが鳴ったので引き上げてみるとスレ掛りのアメナマだった。






アメナマの魚体に仕掛けが絡み付くとハリスに白っぽいヌメヌメが付いてしまい、

水で洗わなくてはならなくなるのが厄介だ。




23:00頃、眠くて眠くて遂に消灯。






日付が変わって10月7日。





2:40 センサーの音で飛び起きた。





かみさんと二人で慌てて竿のところに行くも竿は曲がりもせず、

センサーのクリップはラインに付いたままだった。

何かがラインに触れて引っ張られただけでスイッチが入ってしまったらしい。

もう少しラインをたるませてセットしておかないとならんみたいだ。

さすがにコイが掛かったんだろうと二人して期待したけど、がっかりして再び床に就いた。








それから一度もあたることなく朝を迎えてしまった・・・・。


注意深く水面を眺めていたが、もじりも無ければハネも無い。

やはり地図に「コ」のマークが入っていないだけあってポイントじゃないのかもしれない。






朝8:00まで粘ってみたが釣れそうな気配がしないので他のポイントへ移動することにした。








途中の水路でタニシを採りながら次に辿り着いたのは外浪逆浦の西岸にある

有名らしい「十四番」と呼ばれるポイント。











幸い釣り人の姿はなく、のびのびと竿を並べることができた。

最初に水深を測ると急なカケアガリの無いまま、ゆるやかに傾斜して岸から40mくらい先で

水深は
2mほどだった。

こうなると何処へ仕掛けを投入してよいか迷ってしまう。

とりあえず岸から15m辺りに投入することにした。

それ以上遠くだと手投げ式(笑)タニシ撒きが不可能な距離なので。









対岸の向こう側には鹿島コンビナート地帯がみえる。

中央に写っている住友金属の高炉からは煙が出ている。

ここしばらく工業地帯撮影という趣味から遠ざかっていたので少し懐かしく見える景色だ。






やはり有名ポイントらしく、後から鯉釣り師らしき車がやってきては先行している自分の姿を

見て諦めて去っていく。

そのうち一人、いかにもベテラン鯉釣り師といった風情のおっちゃんが「釣れるかい?」と

話しかけてきた。



いろいろとこの釣り場の状況を質問してみると、その人はここで90cmクラスを

上げているとのことで、釣れるポイントは岸から20mくらいだとの事。

最後に 「ここは釣れるよぉ〜! がんばってね!」 と声を掛けてくれた。


それを聞いて俄然ヤル気が出てきた。

おっちゃんが去ったあと、仕掛けを20mラインに入れなおしたのは言うまでも無い(笑)

撒き餌のタニシも全力投球で仕掛けの辺りを狙った。







が、






全然アタリが来ない(笑)






途中で昼飯を買いに車で出かけることになり、待っているかみさんに

アタリが来たときの対処法を教えてコンビニに買い出しに行ってきた。


戻ってみると相変わらず椅子に座ったまま読書を続けていた。

とりあえずダメ元で「アタリは!?」と聞いてみたが返ってくる反応は予想した通りだった(笑)






あまりにもアタリが来なくて暇なのでコーン餌でアメナマでも釣ろうとシーバスロッド1本追加した。







しかしアメナマにさえも無視されたのか、まったくアタリというものが無い。





バス釣りの人たちも連れていない様子。





アタリが来ないのは撒き餌のタニシが投入してある仕掛けに届いていないからじゃないかと

考え始めたら、居ても立ってもいられなくなり、どうにかしてタニシ撒きヒシャクを

作らなければと頭をフル回転させた。






で、





その場に持ち合わせていた物を利用して急遽製作したのがコレ。





竿受けと昨晩飲んだ発泡酒の空き缶、それらを巨鯉ハリスで結んで

瞬間接着剤で固めたタニシ撒きヒシャクが完成だ。










見てくれは格好悪いが意外にも頑丈に仕上がった。

試しに使ってみるとこれがすこぶる良い感じ♪

いままで手投げ(笑)では届かない距離まで楽にタニシが飛んでいく。

なんでもっと早く作らなかったんだろう。




しかしもう、夕方になっちゃったよ(笑)









タニシ撒き餌はしっかりと仕掛けの辺りに投入出来ている筈なのにアタリは来ず。










なにがいけないんだろう?

釣れない理由をあれこれ考えてみる。

仕掛けを投入する位置が悪いのかもしれない。

本当は今日の条件だともっと沖のラインを通っているのか?

いや、それも距離を変えて色々試してみているから違う。

そもそもこの広い外浪逆浦では今日はこのエリアに鯉が回遊してきていないのでは?

いや、風が岸に向かって吹いて波が岸を洗っていたので条件は良さそうだった。





20:30撤収。

とにかく釣れなかった。

この有名な十四番というポイントで朝から晩まで攻め続けたがアタリがゼロだ。

しかも昨日の筒井舟溜で夕方釣り始めてからの間、全然ダメ続きだった。

運が悪いのか?



この頃、鯉の顔を見ていないなぁ・・・・・。