2008年5月24日(土)








前の晩のアルコールが残っていた為に朝起きることができず、

いつもの江戸川釣行は軽い二日酔いで行くことができなかった。

体調の復活した午後から、利根川を狙ってみた。


先ず最初に目吹大橋の上流、茨城県の坂東市のあたりを攻めてみることにしたが、

行ってみて良さそうなポイントの水深を測ったら僅か5〜60cmしかなかったので

坂東市周辺をあきらめて下流へ移動して栄橋上流のアオウオで有名なポイントに入ってみた。



とは言ってもアオウオを狙うわけではなくダンゴ釣りでの鯉狙い。




14:30頃、竿のセット完了。

右の上流側は岸から15mほど先へ投入。

その左側は岸よりのテトラ際へ。

そして左側にある下流側の竿はタニシ2本針で30粒ほどのタニシ撒き餌を投入した。












テトラの際は一気に2m以上の水深がある。






雨が降ったり止んだりする中、車の中でDVD鑑賞タイムの始まり。

今回は映画「真夜中のカウボーイ」(1969年)を借りてきて観た。

アンジェリーナ・ジョリーの父、ジョン・ボイトとダスティン・ホフマンの

やるせなく、考えさせられるいい映画だった。

観終えてみて気がついたんだが、古谷実の漫画「僕といっしょ」は

相当にこの映画の影響を受けて作られているのではないかと。







夕方16:40 初めてアタリを知らせるピンポーン音が鳴り響いた。


雨の中、車外に飛び出して竿をみるが曲がっていない!?

上流側の15mに投入しておいた竿が微かに曲がっていたので巻き上げてみると、

なんともかわいい小さい鯉ちゃんがついていた。




鯉 38cm

この場所はアメナマが掛かってこないのが不思議だった。

普通ダンゴ釣りで食わせ餌が芋ヨウカンと食パンだったらアメナマ地獄になる筈なのに?













19:48

あれからアタリが来ない。

ひそかにアオウオでも釣れないものかとタニシ餌&タニシ撒き餌の下流側の竿も

全く微動だにしないまま。



晩飯を食ってからテレビをしばらく観て、10:00頃に寝ることにした。









5月25日(日)



翌朝4:30に目が覚めた。

雨は降ったり止んだり。




残念ながら竿はみんな無事。

アタリが来た形跡はなにも無し。


朝マヅメのチャンスだと思ったが、どういうわけか7:00頃まで全くアタリが来ない。



7:30頃に移動を決意して撤収した。










いったん自宅に戻り、かみさんを降ろしてから一人で再出発。


9:00頃に中川到着。

少々この場所での鯉釣りに飽きてきた感があるが、今最も釣れる確率が高い場所なので

ついつい足を運んでしまう。






いつもの場所に竿を並べる。










到着して竿をセットし終えたところで満潮を迎えた。






車の中で元・NHKニュースキャスター 池上彰さんが書いた「そうだったのか現代史」を読む。

週間こどもニュースに出演していたときのような解説の仕方で書かれているので、

大変わかりやすくてありがたい。 中東問題、冷戦構造などを読み終えたときに、

9:48 最初のアタリを知らせる音が聞こえてきた。






50cm


ふう・・・。

型はちいさいけど、ひさびさにここで鯉が釣れてうれしい!


リリースした後、少し離れた場所で同じく鯉釣りをしていた捻りハチマキの人がやってきて、

しばらの間、く鯉釣りの話題で盛り上がった。

その人は場所は違うけど今年すでに94cmを釣り上げたそうな!

う、うらやましい・・・。

自分にもそんな大きなヤツが掛かってこないだろうか?

いや、もしかしたらこの前バラシた強烈な引きのヤツがそれくれいのサイズだったのかも?





ふと隣を見ると、中国人らしき釣り人が二人、桟橋の上で釣りを始めていた。

ちょっと遠かったので顔がよくわからなかったが、聞こえてきた会話が中国語っぽかったような。

リール竿の扱いに慣れていないようで、足元にボチャって失敗したりして、

笑いながら楽しそうにやっていた。






再び池上彰さんが解説するベルリンの壁が作られてから崩壊するまでの話や、

スターリン 〜 フルシチョフの頃のソ連の話などを夢中になって読んでいると、

11時過ぎに岸より4mという近場に仕掛けを入れておいた真ん中の竿が大きくしなって

アタリアラームが鳴り出した。




車を飛び出してダッシュして竿を握ると結構強い引きだ!

様子を見ていた捻りハチマキの人がやってきてタモ入れをしてくれた。




68cm


久々にまあまあの型が釣れてうれしい。

捻りハチマキの人と「これはデカイ! 80超えたっしょ!?」って

二人で喜んでいたが、取り込んでメジャーで測ると意外にも70cm以下だった。

鯉が太っていて立派な頭をしていたので、実際よりもでかく感じてしまったようだ。










やがて12時になり、腹もへってきたので買っておいたカップ焼きそばをお湯を沸かして食った。







13時頃、土手の上にある公衆トイレから戻ってみると、

何とアラームが鳴っているではないか!



慌てて駆け寄ってみると上流側の岸から20m先にセットしておいた竿のラインが

下流側の2本の竿を越えて中国人たちのいる桟橋の下へ潜り込んでいた。


むむむ!? さては中国人たちがラインをひっかけてしまったのか?


桟橋の手前まで糸を巻き取りながら近づいてきたが、どうやら違うみたいだ。

ラインは桟橋の下で根掛り状態となっていたので、ビシビシと竿をあおって外そうとしていたら、

なんとなくグイグイと引っ張るような気配がある。



鯉が掛かってここまで引っ張ってきて根掛りしたようだ!

幸い根掛りが外れて鯉が浮上してきた。 サイズは60cm位。

それを見ていた中国人たちが嬉しそうに近寄ってきた。




話し声が聞こえた。 あっ、やっぱり中国語(標準語)じゃないか♪

昔、勉強していた中国語を思い出しながら話しかけると彼らは驚き、

そして大喜びしながら色々話しかけてきた。

とりあえず彼らとの会話を楽しむ前に鯉をどうにかしないとならんので、

タモ網入れをお願いした。








メジャーで計測しなかったが、だいたい60cm位。


さてここからは自分のたどたどしい中国語をフル回転させて色んな会話をして楽しんだ。

チンタオビールで有名な青島出身の張さんと山東省出身の楊さん。

二人とも近くの工場で研修生として働いているとの事。

歳は30代前半くらいかなー。

ひさびさに中国人と会話をするもんだから忘れている言葉だらけで聴き取るのが大変!

仕方ないので筆談しながらの会話になってしまった。







で、この釣れた鯉なんですけど、彼らが欲しいというのでプレゼントすることに。







なんとなく薄々感じていたんだけど、







持って帰ってどうするのか尋ねてみたら、







食うんだってっ!(笑)



ああやっぱり!



 中国人が川魚食べるのは知っていたが、ここ中川の鯉はどうなんでしょ?

学生の頃、北京に短期留学していたときに市内の食堂でレンギョの料理を食ったけど、

う〜〜〜む! 川魚臭がバッチリ残っていてキツかった思い出が・・・・。



逆に 
「どうして食わないの?」 って聞かれたので、

だってここの水はあんまりきれいじゃないからって答えたんだけど、彼らは全然構わないらしい。

日本では鯉は何日か真水で飼って泥を吐かせてから食うんだよって伝えると、

それは向こうでも同じだって言っていた。

ブツ切りにして油で炒めて食うって言っていたけど、大丈夫だったかなぁ?






午後2時半頃まで3人で話をしていたが、その間アタリは来なかった。

ひさびさに鯉が釣れたのと中国人とお話ができて満足したので撤収して帰宅することにした。

帰り際、鯉をあげたお礼なのか思いもよらず釣り場で中国語で話しかけてきた自分の存在が

うれしかったのか? プレゼントをするので待っててと言われた。

張さんが自宅へ帰って、なにやら赤い箱を持って戻ってきた。



箱を開けてみると・・・







おわっ! 北京五輪マスコットのストラップだぁー♪


これは鯉釣り大漁祈願のお守りとして大事にさせていただきます!





張さんと楊さんの二人が食った鯉が果たして美味だったのかどうか?

その辺が気になるので、次週再び中川へ鯉釣りに行って彼らと再会してみよう。