2008年6月28日(土)









土曜日の朝、4時の目覚まし時計で起きて支度をして江戸川のカーブ地点に4時半に到着した。

先週は水の濁りもとれて丁度いい色だったが、あれからまた上流部で大雨が降ったせいか

また薄茶色に濁ってしまっていた。


それにしてもここはいつも流れが速くて釣りずらい。









下流から3m、6m、10mと、いつものように3本セット。

練り餌ダンゴはマルキュー「巨鯉」なんだが、今回は試しに競技用ハエ撒き餌を混ぜてみた。

ここ江戸川はアメナマの脅威が皆無なので安心して集魚効果を高められる。









12ftのシーバスロッドを使ってパンプカもやってみた。

岸ぎりぎりを上ってきた鯉がパンを見つけて食いついてくれないかと期待して。




しばらくすると下流150m位のところに釣り人が一人やってきた。

前にも2回ほど見かけたことのある人で、練り餌ダンゴを装着せずに比較的遠投して

竿を4〜5本並べているところをみるとアオウオ狙いと思われる。

もしかしたら先週ここでアオを釣ったというひとは、あの人なのかな?



やがて背後の土手を人が下りて来る音がした。

マロさんが来たのかな? って振り返るとやってきたのはジビさんだった。

水路でのマブナ釣りに行く前にこちらに寄ってみたとの事。

しばらく話をした後、釣り場に向かって出かけていった。

ジビさんのいる前で鯉を釣り上げたかったが、残念、全然アタリがこない。



9時まで粘ってみたが今日はゴロタ石の上を鯉が上ってこないらしく、

一度も竿が動くことは無かった。 下流でアオを狙っていた人も自分のいる間には

アタリが無かったようだ。  あのあと釣れたのかな? どうだったのかな?

今度来ていたら話しかけてみよう。






自宅に戻り、かみさんと車中泊セットを車に積んで再び出発。

今回の目的地は久々に常陸利根川だ。

霞ヶ浦や外浪逆浦と比べて水深があり、釣り人も少なく静かなのが気に入っている。






途中、用水路でタニシ採り。

去年の秋に見つけたタニシポイントは健在で、30分ほどでバケツ半分とれた。



本当はこのバケツいっぱいに採るつもりだったが、暑くて汗だらけになり、

もうこれだけ取れれば充分だろーって途中で切り上げてしまった。

タニシ採りは涼しい時間帯にやらないとダメだな。





釣り場到着は午後3時過ぎとなった。

これまでに何度かトライし続けていた水門はやめて、さらに数百メートル下流の水門を選んだ。

ここの水門周辺にはウナギ捕りの仕掛けの竹杭が設置されていないので釣り易そうだった。







水門の上流に1本、岸から30mほどの撒き餌タニシの最高到達距離に仕掛けをセット。

水門下流の2本は、いつものように15mラインに4m間隔で並べて、

そのそれぞれ投入地点と、その中間にもタニシ撒き餌を徹底的に撒いた。





アタリを待つ間、ヒマなので裏手の田んぼの用水路へタニシを採りに出かけた。

時々車の方を見て竿がしなっていないか確認するが、いつ見ても竿は全く無事だった。







午後6時を過ぎてもアタリが全く無い。

いつもの釣れないパターンを何とかして脱出したくて、仕掛けの投入点や

撒き餌タニシの投入点を微調整してみたり、いろいろ努力してみる。





夕方になって眠くなってしまったので車内で寝ていると午後8時過ぎに、

かみさんから「腹減った〜!」と起こされた。

起き出して一応竿をチェックしてみたが3本とも動いていなかった。





晩飯は冷凍うどん。 凍ったやつを火にかけて煮立てば出来上がりというヤツだ。

本当は最初にうどんだけ食ってしまって、残った汁に冷凍ごはんとコチュジャンを

入れて韓国風雑炊を作るつもりだったが、家を出る際に忘れてきてしまった。



晩飯を食った後は恒例のDVD鑑賞タイム。

映画「フレンチ・コネクション2」

主演のジーン・ハックマンが演ずるドイル刑事は実在の人物かと思えるほどの素晴らしい演技で、

改めてこの俳優が好きになった。 粗暴な人物役が本当に似合う人だ。


実は映画鑑賞は二夜連続で、その前の晩は自宅でアル・パチーノ主演の

映画「スカーフェイス」を観た。 これまた良く出来た映画で、

徹底的に悪役を演じたアル・パチーノは、この後数年間出演依頼が来なかったらしい。

俳優のイメージを決定付けてしまうほどの、この映画での迫真の演技は、

機会があったらレンタルしてきて是非観てもらいたい。




映画を観終えると午後11時半だった。  竿をチェックしてタニシ撒き餌を追加投入してから寝ることにした。










6月29日(日)



朝5:30起床。

雨が降っていた。

残念ながらまたしてもセンサー音に起こされること無く、朝までぐっすり眠れてしまった・・・・。



竿を1本ずつチェックしていると、真ん中にセットしておいた大鯉専科のラインが妙に

たるんでいることに気がついた。 しかけが5〜6m手前まで来ている様子だ。

もしや魚が掛かっているんじゃないかと慎重にリールを巻き取ってアワセを入れてみたが、

魚は付いていなくてタニシが取れて空になった針が上がってきた。


むっ!?  これは何かがヒットしていたのかもしれない!




全ての竿を入れなおしてタニシ撒き餌も丁寧に撒いて、水門の通路の下で雨宿りしながら

ボケ〜っと川面を眺めながらアタリを待った。

しかし待てど暮らせど何にも食ってこないので、とりあえずバケツを手にして再び田んぼへと

タニシ採りに出かけた。





なんだかこの時点で精神的に壊れかけてきてしまった。

アタリも無いのに田んぼの水路でせっせとタニシ採り。 何やってるんだろ俺・・・・。



せめて一度でも魚がヒットして竿がしなれば、たとえフッキングしなかったとしても、

撒いたタニシを食いに来てくれたんだなぁ〜って期待が持てるんだが、

釣りというよりも何だか荒行といった感じで一心不乱にタニシを拾い集める自分が

バカバカしく思えてきてしまった。




それでも30分ほどの時間をかけてタニシヒシャク15投分ほどのタニシを集めて釣り場に戻った。



バケツに水を汲んでタニシをジャカジャカと洗う。

まるで今の自分は「妖怪タニシ研ぎ」だな・・・・なんて考えて空しくなりながらもバケツの中で

米を研ぐ要領で採れたタニシをきれいにした。






ふたたび水門の下で雨宿りしながら川面を眺めてボーっと考え事。

やっぱりタニシ釣法は釣れないなぁー。

江戸川、中川、荒川とかでダンゴと芋ヨウカンで狙った方が釣れるな〜。

とか考えて相当に気が滅入っていたちょうどその時、








ピンポーン♪ とセンサーが鳴ると同時にリールからラインが 

ジィィィィィィィィィィィ---------! 

と勢いよく吐き出された。


時刻はちょうど7時。


どんよりと暗雲に覆い尽くされていた自分の頭上に、いきなり陽光が差し込んできたかのような気分だ。



「うへぇ〜! 来たよっ!!」 



と無意識のうちに叫んでいた。



ヒットしたのは上流側の岸から30mにセットしておいた竿だった。

なかなか強烈な引きで、一気に下流目掛けて走っていった。

ドラグを締め込んで走るのを何とか止めると逆に上流に向かってきた。

その際に下流側にセットしておいた2本の仕掛けをひっかけて持ってきてしまった。




やがて疲れて目の前に姿を現したのは良型の鯉だった。






無事にネットインしたのは78cmだった。

実はこの鯉、昨年から何度か通い続けているここ常陸利根川で1匹目の記念すべき鯉なのだ。




それにしても、通算何度目の78cmだろうか。 

なんで自分には80cmオーバーの鯉がヒットしないのか?













とりあえず1匹釣れて気分が楽になって、さあ2匹目を狙おうというときに、

雨脚が強くなりザアザア降りになってきてしまった。




仕方ないので車の中に逃げ込み、テレビを見て時間を過ごした。

釣れても釣れなくても午前9時には撤収して帰宅することにした。







やがて時間は過ぎて8時50分になった頃、アタリも無いので撤収を開始することにした。

レインコートを上下きっちりと装着して長靴を履いて、いざ竿を片付け始めようとしたその時、

再びアタリを知らせるピンポン音が鳴り響いた。





ヒットしたのは、またしても上流側の竿だった。

土砂降りの中、竿を手にして撒き始めると先ほどと同じような強い引きだ。




過去にここ常陸利根川で釣れなかったのは仕掛けの投入地点が近すぎだったからなのか?




またしても下流に走られて、1本仕掛けをひっかけて戻ってきてしまったが、無事に取り込めた。




うおっーーーーー! やったぜ80超えたっしょ!?




メジャーを当ててみて愕然とした。




またしても79cm・・・・。




80cm以上の鯉を釣らせないという何か見えない力が働いているとしか思えんよ(笑)





と、水門前をよく見てみると、突然の土砂降りのせいか裏の田んぼから泥水が

大量に常陸利根川に流れ込んで、真っ直ぐ仕掛けの投入点辺りまで濁り部分が続いていた。

これだ! 

この2匹目の鯉がヒットしたのは田んぼからの泥水に反応して餌を漁りに集まってきたからに違いない!

とすると、この状況なら同じ場所で追釣可能なのでは!?




ということで撤収は延期にして、もうしばらく80cmオーバーを狙って続けてみることにした。







さらに雨の中アタリを待ち続けること1時間。

上流側の竿から出ているラインをぼんやりと眺めていると不穏な動きをし始めた。




振り返って竿を見ても動いていないし当然センサーも鳴っていない。


「魚がラインに触れたのかな?」って念のため雨の中、竿をチェックしに行ってみると、


ラインはたるんでいないが、何故か右の方に少しずれているようだった。





「これは何か小型の鯉が掛かっているに違いない!」と思い、

巻き取って見ると、やはりあまり重たくない魚の感触が竿に伝わってきた。





「まあ、とりあえず本日3匹目ということだな! 良かった良かった♪」などと思いながら、

魚を引き寄せてくると姿が見えた。






ん!?








あああああああああああ、
















青魚キターーーーーー!!










小さい・・・・。 それにしても小さい。




でもまあ、小さくても初のアオウオだ♪



なんだかこの感覚は相模川の河川敷でヒラタクワガタを初めて採集できたときの喜びに似ているな。





アオウオ 63cm










うへぇ〜、はじめて見るアオウオが自分の釣ったやつで良かったー♪










鼻の穴でっけぇ〜!!










背びれ♪ 背びれ♪

(相当にコーフンしております)










うわぁ、尾びれ青黒〜い♪






この小型アオウオが釣れて相当に満足してしまったので、そそくさと撤収して常陸利根川を後にしました。


それにしてもアオウオ狙いの人たちがターゲットとしているのは163cmとかなんだよな〜。



「アオウオ釣ったことあるよ」

「えっ? 何センチ?」

「63cm・・・」


1m足りないんだよっ!!(汗)






まあまたタニシ餌でがんばってみます。

次こそは80cmオーバーの鯉が掛かりますように!