| 2006年9月2日(土) 野田ヒラタのクヌギには上の方に、もう一ヶ所爆裂ポイントがある。 警戒心の強い大物はきっと上の洞に居るに違いない! と、その場所を訪れる度に上を眺めては溜め息をついていた。。 その木と、近くで見つけた別の爆裂クヌギを調べるために、前々から考えていた物を購入し、 ジビさんと現地待ち合わせで、一緒に最終アタックをかけることにした。 ![]() 2連梯子登場! キャリアに結びつける準備作業をしていたら、早速隣に住む母親に見つかり、 呆れただの何だの言われてしまった。(笑) しかしこのハシゴがあるなしで採集可能な範囲が劇的に変化するんだから仕方ない。 日頃せっせと働いているんだから、大好きな趣味にはお金を惜しまずに注ぎ込んで楽しみたいのだ。 ![]() いつもと違う眺め。 朝8:20 現地に到着してジビさんと合流。 支度を整えて梯子を手に例の木に向かって歩き出した。 途中、民家の前を通り抜けるとき、庭先から 「ハシゴなんか、何をするのかね?」 おやっさんが声を掛けてきたので、わけを説明して納得してもらった。 これで怪しまれずに堂々と採集ができるようになった。 ヒラタの木に到着。 先ずは下の洞からチェックすると、コクワがポロポロと出てきた。 中には45mm近くありそうなコクワ♂も! さすがに樹皮捲れの中が深いのと、樹液が絶えず流れ出ているので大勢集まってきている。 しかし全てコクワだった。 さて次は梯子を使って地上4mほどのところにある別の洞をチェックだ。 いざ登ろうとすると、先ほどのおやっさんが見物にやってきた。 話を聞くと、このおやっさんはこの藪の中で下草を刈ったり、余計に生えてくる竹を切ったりと 色々と大変なのだということが解った。 おやっさんに感謝しつつ、2連梯子をスルスルと伸ばして、木に立てかけて登っていく。 期待の洞に顔を近づけてみた。 ん!? 巨大なカマドウマ! あれ!? 樹液が全然出ていない! がっくしである。 そう言えば大きな洞があるのは下から見えていたが、蝶などの虫が集まっているのは未確認だったのだ。 期待していたこの洞での大物GETは幻に終わったが、気持ちとしてはまだ余裕がある。 近くにある別の木には樹液の溢れ出ている爆裂ポイントがあるからだ。 ふたたび梯子を縮めて、狙う次の木へと運んでいった。 ![]() 相変わらずいい具合に洞が開いていて、よだれのように樹液が流れ出ている。 ![]() 裏側にも樹液の流れる樹皮メクレ。 梯子を立てかけて登っていく。 あまりの高さに足がすくみそうになる。 こわーーーー!! 左手で梯子を掴み、右手でロングかき出し棒を使って樹皮捲れの裏を探っていく。 樹液のにおいが強烈で頭がクラクラしそうだ。 先ずはコクワ君登場。 地面へと落下していった。 「ブーーーーーーーーン!!」 と低い羽音が・・・。 ひぃぃぃーーー! スズメバチだ!(泣) 少し時間を置いて、ヤツが立ち去るのを待った。 捲れの奥にすこし大きめのクワがへばりついていたので、ガシガシと掻き出す。 40mm台後半といったサイズの♂が目の前に現れた。 内歯の突起が大顎の付け根あたりにあるように見えた。 「ん!? ヒラタ?」 見えたのは一瞬で、あっという間に地上へと落下していった。 「ジビさん、落ちたよ!」 と声を掛けて下を見ると、 あれ!? ジビさんが居ない!? あっーーー! 全然別の場所に行ってる〜〜〜! しまった。 洞を掻き出すときは下で落ちてくるクワを見張っていてもらう予定だったが、 そのことを事前に伝えるのを忘れていたのだ。 慌てて梯子を降りて地面を探してみるが、時すでに遅し。 次回からは木の周りにブルーシートを敷いておいて、 落下したクワをすぐに見つけられるようにしておかなくちゃな。 ジビさんに見てもらっていても、枯葉だらけの地面に落下したクワガタは もの凄いスピードで潜ってしまうから・・・。 ![]() 洞をチェックするジビさん。 その後、表側、裏側ともに全部みたが、コクワばかりだった。 ひそかに今日は野田オオを採集できるのでは・・・!? と期待していたが、残念ながらこの場所には居ないようだった。 午前10:00過ぎ。 今年の野田ヒラタ&オオ採集への最終アタックを完了とした。 またこの木は来年に期待したい。 それと、これだけ高所の洞に居るクワも採集可能な梯子を手に入れたことで、 来年の樹液採集が楽しみである。 今思い出すだけで、 「あの木も! ああ、、、あの木の爆裂も採集可能なのかっ!!!」 と想像するとまさにムフフ状態である(笑) 今日の結果 ヒラタ♂と疑わしき個体 地面に落下、行方不明 。 コクワ ♂7頭♀1頭発見。 |